株式会社フジ・スタートアップ・ベンチャーズ(以下「FSV」)は、運営するスタートアップ企業向けファンドである「フジ・スタートアップ・ファンド1号投資事業有限責任組合」より、3Dプリンターなどのデジタル製造技術を用いた新しいものづくりマーケットプレース「rinkak(りんかく)」(https://www.rinkak.com)を運営する株式会社カブク(以下「カブク」)の行う第三者割当による新株発行を引受け、同社に出資いたしました。
FSVは、これまでも株式会社フジ・メディア・ホールディングス(以下「FMH」)グループとの事業シナジーが見込まれるスタートアップ企業への投資を行ってまいりました。今般、「シリアルナンバー入り」限定グッズや、いわゆる「一点もの」プレミアムグッズの製作などの協業案件を通じて、エンタテインメント・コンテンツ事業との強い親和性が見込まれたことから、カブクへ資本参画することにいたしました。
3次元データから立体模型を作る3Dプリンターは産業の垣根を越え、応用の裾野が急速に広がり始めています。その成長性が期待される業界の中でも、とりわけカブクの提供するサービスは、経済性やプロセスの効率化、最適化だけでなく、「日本」の企業が得意とするモノづくりをめぐる“職人ワザ”により大きな付加価値を創出している点に注目いたしました。
今後もFSVでは、FMHグループ企業と事業シナジーのあるスタートアップ企業への資本業務提携を継続的に実施していきます。
